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2006年10月

2006/10/29

無名

友人に薦められて、沢木耕太郎さんの「無名」(幻冬舎文庫)という本を読みました。

これは、沢木さんが父親を看取る過程を綴った、ノンフィクション小説です。
父親の入院、病院に泊り込んでの看病、やがて在宅看護に移り、自宅で迎えた死。
そしてそれらと平行して、沢木さんの記憶に残る、在りし日の父親の姿が描かれています。

友人は、父親を見送る沢木さんに、1年前にやはり父親を亡くした旦那さんの姿を重ねたそうです。
私は、3年前、祖父を見送った時のことを思いました。

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2006/10/23

いも完食。

Sweetpotato_2 娘が幼稚園のお芋掘り遠足(→)で掘ってきてくれた、さつまいも。
ずいぶん沢山あると思ったのに、たった4日で完食してしまいました。

焼きいもに始まり、さつまいもご飯、大学いも、鶏そぼろあんかけ(これは失敗した)、それにスイートポテト。大飢饉でも起こったかのようにさつまいもばかり料理している私を見て、さほど芋好きではない旦那はかなり引いていましたが、さつまいもが大好物の私と子供たちにとっては至福の日々。なのにたったの4日で食い尽くしてしまった…(涙)さつま汁も、てんぷらもまだなのに…くぅ~(泣)来年のお芋掘り遠足が、娘以上に楽しみな私です。

ちなみにこの「いもフィーバー」の様子は、COOKPADの方にも一部upしてあります。レシピが気になるわ、という方はぜひご覧になってみてください。

* asaponのキッチン

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2006/10/20

お芋掘り遠足

実は、3日前から熱を出して幼稚園をお休みしている、うちの娘。
お医者さんの話では「喉からくる風邪」とのことなのだけど、どうもすっきり熱が下がらないのです。38度台と37度台を、上がったり下がったりでウロウロ。娘は、中耳炎も熱性けいれんも持っているので、この状態は最もヒヤヒヤします。

さて、そうこうしているうちに、本日、金曜日。娘がとても楽しみにしていた、幼稚園のお芋掘り遠足の日がやってきてしまいました。朝、熱を測ると37.2度。微妙な数字でとても迷いましたが、娘自身は機嫌も良く、芋を掘る気も満々だったため、結局は先生やお芋掘り委員のママたちに事情を話し、連れて行ってもらうことにしました。

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2006/10/18

憧れの女性

永井路子さん―81歳。
田辺聖子さん―78歳。
佐野洋子さん―68歳。
栗原はるみさん―59歳。

皆、私の憧れの女性です。見ての通り、私には、人生の年輪をきっちりと重ねてきた女性に吸い寄せられてしまう傾向があります。きっとこれは、私が自分の「幼稚さ」を何よりもコンプレックスに感じていることの裏返し。見た目も中身もひっくるめて、厚みや深みを持っている人というのは、心底魅力的に感じてしまうのです。

さて、この「憧れの人リスト」に、今度は60歳の女性が加わることになりました。ヘア&メイクアップアーティストの田中宥久子さんです。
友人に「60歳なのに、まるで40代に見える人なんだけど」と教えてもらったのがきっかけで、彼女の著書「美の法則」(WAVE出版)読んでみました。

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2006/10/13

30歳目前の美容ブーム

化粧品やエステが大好き!!という女性は少なくないと思いますが、私の場合は、約3年おきに美容ブームがやってくる体質のようです。

そのブームの具体的な内容はというと、

・自分の顔がやたら気になる。
・雑誌のコスメ特集に、やたら目がいく。
・デパートなどの化粧品カウンターに、やたら吸い寄せられる。
・やたら通販化粧品のサンプル請求をしてしまう。
・化粧品にかかる経費が、やたら上がる。

といった具合。この「やたら」というのがズバリ本質を突いていて、このブームが到来する度に、もう理性ではいかんともしがたい、自分の中にある「女の性(さが)」みたいなものを実感させられます。

で、今現在、まさにこの美容ブームの真っ只中にいる私。手に取る本にまで影響が及んでいます。
三田村蕗子さんの「夢と欲望のコスメ戦争」(新潮新書)、佐伯チズさんの「佐伯チズメソッド 肌の愛し方育て方」(講談社α文庫)の2冊を読みました。どちらの本もとても簡単なので、あっという間に読めました。でも、その内容はなかなか深くて面白い。

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2006/10/08

走る!運動会

A_undoukai_2 昨日は、娘の生まれてはじめての運動会でした。台風一過の青空が眩しい!

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2006/10/05

田辺聖子に誘(いざな)われ

高校時代、妙なスタイルで授業をする古文の先生がいました。

手は腰の後ろで組み、そのまま黒板にもたれかかり、視線は宙。
板書もあまりせず、生徒を見ることもほとんどなく、ただ宙の一点を見つめたまま、細い声で、古文の解説をするのです。

若くて小柄な女の先生だったので、その姿はまさに夢見る少女。他に楽しみのない私たちは、そんな先生の物まねをしては、ゲラゲラと喜んでいました。

でも今は、実はあの先生、本当に古典が好きな人だったのかもしれない、と思っています。
私も、古典を読むときは、遥か遠くをはるばる見ている感じがします。遥か彼方なのに、突然ピカッと現代に通じる扉が現れたりもする。なかなか原文で読む気力がないのが残念なのだけれど、「源氏物語」も「枕草子」も、本屋さんに並んでいるベストセラーと同じように、面白い本だと思っています。

さて、ここ数日、「古典の森へ 田辺聖子の誘(いざな)う」(田辺聖子・工藤直子、集英社文庫)を読んでいました。古典をもとにした物語を沢山書かれている田辺さんが、お気に入りの古典を紹介した1冊です。これはもう、古典好きには百点満点の面白さでした。

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2006/10/01

佐野ビュー

前に、佐野洋子さんの「神も仏もありませぬ」(筑摩書房)を読んでいたら、「時々異様に目がピカーッと光る大福息子」と書かれている人物がいました。さらに読むと、どうやらこの人、芥川賞作家みたい。誰のことなんだろうな、と深く調べもせず月日が流れていましたが、先月、その人・長嶋有さんが、デカデカと朝日新聞に載っているのを発見しました。

Nagashimayuu ←ほんとだ、メガネがピカーッとなっているように見えなくもない。
そして大福っぽいと言えないこともない。

私は改めて、佐野洋子さんの観察眼にムムムと唸ってしまいました。

さて、そんな佐野さんの最新エッセイ、「覚えていない」(マガジンハウス)を読み終えました。佐野さんの文章が大好きな私ですが、この本も、私の期待を全く裏切らない1冊でした。

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