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2009/05/29

こころの処方箋

息子が、宿題の読解問題の問題文を、音読していました。

聞いてみると、なかなか面白い論説文で、ついつい聞き入ってしまったのですが、内容をザッと説明するとこんな感じ↓。

「人間には、身体的なエネルギーだけではなく、『心のエネルギー』というものがある。心のエネルギーは、『鉱脈』の中に埋もれていることが多いので、うまく新しい鉱脈を掘り当てると、そこからザクザク今までとは異なる新しいエネルギーが供給されてくるようである。手持ちのエネルギーだけでなんとかしようとすると、ついつい人は省エネに走りがちだが、それではもったいない。ぜひ新しい鉱脈を掘り当てて、心のエネルギーを出し惜しまない生活をしましょう。」

※上記の要約文は、あくまで私の主観でまとめたものなので、もしかしたら、筆者の意図するところとはまったく違う捉え方になっているかもしれません。その辺はご容赦ください人( ̄ω ̄;) ※

で、息子と私が、そろって吹き出してしまったのが、ここの部分↓。

「これとは逆に、(心の)エネルギーがあり余っているのか、と思う人もある。仕事に熱心なだけではなく、趣味においても大いに活躍している。他人に会うときも、いつも元気そうだし、いろいろと心づかいをしてくれる。それでいて、それほど疲れているようではない。むしろ、人よりは元気そうである。」

私「こういう人っているよねー。っていうか、***(息子の名前)も、どっちかっていうとこんな感じの人間じゃん(゚ー゚;」
息子「うん、オレも、オレのことかと思った(。・w・。 )」

2週間後に運動会を控えた息子は、今、応援団の活動で大忙し。早朝に登校して、他の団員と話し合い。他学年に応援指導をするため、休み時間もすべて返上で頑張っているようです。
実はこの応援団、立候補者が多かったため、立候補者による演説→クラスメイトの投票、で団員が決まったそうです。担任の先生の話によると、息子は、

「オレのいたチームは、今まで一度も運動会で負けたことがない。オレが応援団に入ったら、必ず赤組を勝たせます( ̄ー+ ̄)」

などと演説し、幸運にも当選(^-^;全校生徒が参加する結団式でも、おんなじセリフを堂々と言い放ったそうで、
「いや~、***くんはかわいいですよねえ」
と、担任の先生にも笑われてしまいました。
風の噂によると、息子たち赤組の応援歌には、ベイスターズの応援パターンもいくつか使われているらしく、これが息子の仕業であるのは調べなくても明白( ̄Д ̄;;最下位のベイスターズの応援パターンで本当に大丈夫なんだろうか。っていうか、メロディ知ってる人いるの(ママは歌えますけど)。赤組の行く末が若干心配だ。

そして、心のエネルギーがあり余っているのは結構なことだけど、体のエネルギーの方はだいぶ消耗していて、毎朝ちょっと辛そうな息子。母は、リポビタンJrでも修復できなくなったらどうしようと、ハラハラ見守るばかりです。
・・・まあ、この「ハラハラ」は、息子とセットで私のお腹から出てきたようなものなので、だいぶ慣れてはきましたが(-_-X)

さて、この心のエネルギーの話、出典を見たら、河合隼雄さんの文章でした。

◎「こころの処方箋」(河合隼雄・新潮文庫)◎

タイムリーなことに、このblogによく遊びに来てくださるtaeneeさんのblogでもこの本のことが紹介されていて、こりゃ読まねばということで、さっそく買いに走り、読みました。

55章の短い文章で構成されているこの本、まさに「こころの処方箋」と呼ぶにふさわしい1冊でした。
息子の読解問題に採用されていたのは、「心の新鉱脈を掘り当てよう」という章で、他に、私が好きだなぁと思ったのは、
「100%正しい忠告はまず役にたたない」
「心の中の自然破壊を防ごう」
「100点以外はダメなことがある」
かな。河合隼雄さんらしい、わかりやすい日本語で、心に効くお話ばかりでした。

息子にもいくつかのお話を読み聞かせしてみましたが、その度に「ほほー」と納得顔で聞いています。
「やりたいことは、まずやってみる」
「『耐える』だけが精神力ではない」
あたりも読んでやろう。「うん、オレはやっぱりこれでよし。」とか「いや、オレももうちょっとこうしよう」とか考えながら聞いてくれたらいいなと思います。しかし息子は、「読んだ文章が超タイムリーにどこかのテストで出題されたらラッキー♪」という母の本音を、見抜いているような気もします(゚ー゚;エヘヘ。

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コメント

おはようございますsunasaponさん。

わ~い、私のブログの事が書いてある~~heart01ありがとう!!
「心の処方箋」読まれたのですね。
随分前に読んだ本ですが、時折読み返すと、心に響く言葉がその都度違って、励まされます。
息子さんの心にも響くといいなあ~・・・。

投稿: taenee | 2009/05/30 09:55

>taeneeさん
コメントありがとうございまーす(*^_^*)
こころの処方箋、本当にお薬のような本ですね。そのときどきで励まされる言葉が違う…っていうのも、すごくわかる気がします。
昨日は息子に、「やりたいことは、まずやってみる」を読み聞かせてたのですが、爆笑してました(-o-;)
「オレはやりたいことが多すぎるんだよね~時間もねーし。けどやっぱやった方がいいんだな( ̄ー+ ̄)」…すっかり河合節に励まされたようで(-.-;)いやもう、これ以上いろいろスケジュールを増やさないで欲しい←母の叫び
そんな息子も、反抗期には無気力になったり迷ったり攻撃的になったりいろいろあるんだろうなぁ…。そんなときにも、この本を思い出して道しるべにしてくれたらいいなぁ、なんて思いますo(^-^)oもちろん私も、いろんな機会に開きます!

投稿: asapon | 2009/05/30 10:46

asaponさん
息子さんの中学受験、親子共に大変ですね!
数年後の私たち親子もそんな状況かも、と感じています。

ところで「心の処方箋」私が心の師と仰ぐ
河合隼雄さんの本、既にバイブル状態です♪
著書を殆ど読んでいますが、その中に
「秘密基地」について書かれているエッセイもありました。男の子にとって秘密基地がいかに大切か。
河合さんの最後の著書である
「泣き虫ハァちゃん」に河合さんの幼少期の思い出としても書かれています。
息子さんにも重なる部分もあるんじゃないかしら?
私は男の子の母として読んでとても興味深かったです。
あとその最後の著書に谷川俊太郎さんが河合さんの死を悼んで書いた詩があって、
それもとてもよく、思いがけず涙しました!
良かったら是非~♪

投稿: ダブルケイ | 2009/06/03 20:23

>ダブルケイさん
お久しぶりです!!コメントくださってとても嬉しいですhappy02
首都圏の中学受験、とにかく時間と体力(と能力)の限界にチャレンジしてる、という感じで、やはり小学生にさせるには過酷すぎる生活だとも感じています。。。think悩んだり戸惑ったりすることも本当に多いけれど、「ガッツのある勉強」ができるのは「受験勉強」だからこそ、とも思います。
そんなときに出会った「こころの処方箋」だったのですが、ダブルケイさんもお気に入りの1冊だったんですね!!book
私は、大学で家族社会学を専攻していたので、河合さんの家族心理学関係の本は、昔よく読んでいたんです。でも、ごく普通のエッセイは全く読んだことがありませんでした。「泣き虫ハァちゃん」、すっごく気になりますlovely読んでみます!!
またぜひ遊びにいらしてくださいね~heart04heart04

投稿: asapon | 2009/06/04 08:21

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