« いかカレー | トップページ | 七五三 »

2009/11/14

伊集院静「スコアブック」(講談社)

ある日、塾でテストを受けてきた息子が、

「今日の国語の読解問題、文章が超面白かったー!ψ(`∇´)ψ」

とニコニコ。

と、いうことは。。。たぶん・・・。

問題用紙を広げてみて、即納得。野球の話でした(笑)

★ 伊集院静「スコアブック」(講談社)

聞いたことないなぁと思ったら、どうやら今年出版された本のようで、先月には第2巻も発売された模様。「どんな話か読んでみたい」という息子のために、1巻と2巻を買ってきました。

※ちなみに、娘は、「図書館派」、息子は「本は買う派」です。
読むスピードが遅く、1冊をじっくり読みたい(≒じっくりじゃないと読めない)息子は、本を買いたがります。一方娘は、読むのが早く、「いっぱい読みたい!!色々読みたい!!」という人なので、せっせと図書館に通っています。
・・・私は、図書館で借りるのも、本屋さんで買うのも好きかな~。古本屋さんも好きかも(゚ー゚)※

さて、パラパラとめくってみたところによると、この「スコアブック」という話は、女の子が主人公のようです。しかも、中学受験を控えた、小4の女の子。この子が、夢の野球チーム作りに奔走する、というのが大筋みたい。

本の見開きには、

私、野球をします。
どんなことがあっても頑張りとおします。
だから見守ってください。

と書いてあり、思わず胸が詰まる私。どうしても、小5になる直前に野球を断念せざるを得なかった息子のことが頭をよぎってしまいます。

実は、4月に野球をやめて以来、息子の精神状態は決して平安なものではありませんでした。

スタジアムにプロ野球を観戦しに行っても、テレビで野球中継を見ていても、

「いいなぁ。野球。楽しそうだなぁ」。

プロスピやパワプロクンをやっても、パパとキャッチボールをしても、

「オレは、みんなで野球をやりたいんだよね。土の上でやりたいんだよ」。

息子にそう言われるたび、私は、化膿してぐじゅぐじゅと治らない傷がジンジンと痛むような気持ちでした。

6月には、とうとう息子が大爆発してしまい、手がつけられないほど体調も精神状態も悪くなってしまったこともありました。結局この時は、夏休みの勉強方法や勉強環境を、一から考え直さざるを得ませんでした。

本当は、中学受験をやめて、野球をやらせてあげたい。旦那の前で、私も何度も爆発し、しかし結局、息子を取り巻く状況を変えることはできなくて、対症療法で毎度毎度やり過ごしている私たち親子。この自問自答の日々は再来年の2月まで続くのだと、最近ようやく覚悟はできてきました。

対症療法、と言えば、息子はスイミングスクールに復帰しました。
野球に次いで、水泳も大好きだった息子でしたが、小4になるときに、野球・塾・学校との両立が厳しくなり、7年続けたスクールをやめました。
野球はもう今はやれないけれど、スイミングなら。。。ということで、骨折(そう、9月に指の骨も折ったんだった…(@Д@;)が完治した先月末から、以前通っていたスクールにまた通い始めました。
今日も、朝、週例テストの勉強をしてから、スイミングスクールへ。2キロ泳いで、ダッシュで自宅に戻り、お昼を食べたら、塾。

「そりゃまあ、疲れるけど、スッキリする。やっぱり泳ぐのは楽しいねえ(*^-^)」

と息子。息子の一言に、少し救われます。

「スコアブック」を一心不乱に読む息子の顔を眺めながら、やはり今日も自問自答する私。
「勉強も頑張りたい。志望校に入りたい。なんで受験しなくちゃいけないかもわかる。でも、それでもオレは野球が好きなんだ」と言う息子を、精一杯支えることができますように。まずは、お小言を減らして、もっと褒めてやらなくちゃ。甘やかしてはいけないんだろうけど、甘えさせてやらなくちゃ。私にできることを、探してはやや失敗し、反省し、やっぱり今日も探しています。

|

« いかカレー | トップページ | 七五三 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

育児」カテゴリの記事

コメント

こんばんはnightasaponさん。
スコアブック・・・私も新聞の書評で見て、読んでみたい本リストに入っています・・・がまだ読んでません。
早く読みたくなりました。
asaponさんは、さすがの読書量ですね。
見習わなくっちゃ!!

子育てしてると、壁が次々と現れて、失敗と反省の繰り返しですね。
息子さんのジレンマも、asaponさんの悲しみも、辛いな~。
でも、asaponさん、ちゃんと息子さんのホローもされてて、偉いわ~。
甘える場所があること・・・帰れる場所があること・・・は、人生の荒波を泳ぐ中で、一番必要で、大切なことだと思います。
色々大変なことがあったのですね。
ご自分を責める気持ち・・・痛いほどわかります。
でも、そんなご自分のことも、どうぞ許してあげてね。
そして、大丈夫。asaponさんのお気持ちは、息子さんに充分伝わってるから・・・。
頑張りすぎないで・・・。

投稿: taenee | 2009/11/16 01:02

>taeneeさん
温かいコメント、本当にありがとうございます。我が家の右往左往っぷり、お恥ずかしい限りです(∋_∈)
taeneeさんのコメントを読んで、不覚にも目尻に涙が滲んでしまいました(;_;)励ましのお言葉がこころに沁みます。
調子も成績も乱高下、良いときも悪いときもあり、それでも時間は等しく流れ………ってコレ、私も息子も人生満喫中ということかしら。人生なんだもん、人が生きてく道なんだもん、そうそう平坦な道ばかりは望めなくて当然か(-.-;)
自分を許す、自分を認めるって、すごく難しいことですよね。子供たちのことを常に認めてあげられる母親になりたいと、強く思います。
taeneeさんの励ましの言葉を胸に、今日も頑張ります!o(^-^)o

投稿: asapon | 2009/11/16 08:00

asaponさん、こんにちは♪
面白そうな本ですね!私も読みたくなりました。
好きなことを我慢して受験勉強がんばるってなかなかできることじゃないですよね。ほんと、すごいなぁ偉いなぁって思います。受験が終わって野球できる日が早く来ますように!心より応援しています!
甥も野球が習いたくて仕方がない様子、、、で体験教室に行くんですが、今一つ良さそうな教室がみつからなくて、部活が始まる高学年まで待っててもいいよね~って言ってたら、小学校には部活がなかった(@_@)父が元気なうちは毎週自主練習(?)につきあってますが、何年付き合えるのかなぁ?

↓イカカレーおいしそぉ!お料理のお手伝いができるんですね!素敵notes

投稿: yoshiko | 2009/11/17 22:51

>yoshikoさん
コメントありがとうございますhappy01さ、寒いですねーーーsnowyoshikoさんはその後体調はいかがですか??(私はようやく鼻水が止まりつつあります。。。)
息子の応援も、本当にありがたいです。。。見守る私も、迷ったりうろたえたりで・・・。この「我慢」が、本当に必要な「我慢」なのか、いつも悩みます。(旦那に言わせると、当然の「我慢」らしく…価値観色々です)
甥っ子ちゃんもいよいよ野球少年デビューかな??小学生で野球をやろうと思うと、少年野球(軟式)やリトルリーグ(硬式)が一般的だけれど、どちらもチームカラーがあったり、親のサポートがかなり必要だったりしますよね。
個人的な意見ですが、野球は小3くらいから始めるのが、体力的にも技術的にも一番楽しいかもしれないですbaseball低学年からやっている子を見ると、お父さんやお兄ちゃんがすでに野球をやっているケースが多いです。
ルールを理解し、厳しい練習に耐えつつ、試合にも出られるようになって、野球を楽しむには、小3くらいがちょうど良いような気がしま~すsmile
甥っ子ちゃんはまだ1年生shineしばらくはおじいちゃんと秘密特訓(!)をして、ゆっくりチームを選んだらいいと思いますwink
偉そうにごめんなさいねsweat01うちもAチーム(5・6年)での野球をやらせてあげたかったなぁ。。。中学に入って、元気に野球ができるよう、水泳でしっかり体を作っておかなくちゃ!!!

投稿: asapon | 2009/11/18 18:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« いかカレー | トップページ | 七五三 »