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2011/02/06

中学受験の日々④

第3志望校へは、徒歩と電車で、我が家からは45分くらい。
しかし、駅までの道のりは遠く、電車に乗ってからはつわりのような気持ち悪さ。

「あの国語の出来では、やっぱりダメかもしれない。
どうしよう。
息子はあんなに努力してきたのに。
どうして。
息子の行く学校がないよ。おじいちゃん助けて。」

涙を必死にこらえながら、旦那と二人で学校へ向かいました。

すでに発表が始まってから30分くらいが経過していたので、掲示板の前の人影はまばらでした。
ああ、歩くと、どんどん掲示板に近づいてしまう。辛い、辛い、見たくない。
旦那の手を、相当久しぶりに握ってしまったその瞬間、目に飛び込んできたのが、息子の受験番号でした。

あった。あった。あるよ。ある。

思わず地面に手を突いて号泣してしまった私と、そんな私を抱えながら号泣する旦那。
「この人たち、まさかの不合格?それともまさかの合格?」
と、そこにいた人たちはドン引きだったことと思いますが、私の心の中は、

やっと息子を認めてもらえた。

その思い、ただ一つでした。

その後、合格通知をいただくときにも号泣、手続きの順番待ちをしているときにもしゃくりあげていた私。
しかし、旦那はいい加減落ち着いてきて、「オレは先に、息子(←第5志望校受験中)を迎えに行ってるよ。途中でトイレ行きたいし」などと言う(-゛-メ)もういいや、どうぞトイレに行っててください。
隣にいらした方が、「本当に厳しかったですよね、中学受験。。。大変でしたよね。。。」と涙ぐみながら話しかけてくださって、「厳しかったです。。本当に。。嬉しいです。。良かったです」と、また私の涙腺は決壊。結局、泣きじゃくりながら、入学許可証をいただきました。

その後、トイレを無事にすませた旦那と合流し、息子を迎えに行きました。そして、人だかりから離れたところで、第3志望校の合格通知を見せました。

私「おめでとう!」
息子「おお~~~!!」

息子をムギューッとする旦那、逃げる息子。
息子は、はにかんだニコニコ笑顔。本当に嬉しかったです。
我が家に、ようやく待ち望んだサクラが咲いた瞬間でした。

そのあと、息子を連れてまた第3志望校の掲示板を見に行きました。私は大はしゃぎで写真を撮ったりしていたのだけれど、あれ?なんだか息子がそっけない。

「もう帰ろうよ。もう大丈夫。もういいよ。」

やっぱり、第1志望校が良かったの?悔しいの?と聞くと、

「違うよ。だって、ここにいる人たち全員が受かってるわけじゃないんだよ。あっちに&&くん(塾の友達)がいるけど。。。&&くんは受かってると思う。でも、$$くんはダメだったのかもしれない。あんまり浮かれたらダメだよ。」

ハッとしました。
昨日私は、第1志望校の掲示板の前で、「やったー!!」「受かった!!」という歓声に囲まれながら、息子の番号がない場所を、砂を噛むような思いで見つめていました。
たった1日前、そんな思いをしたばかりなのに…。愚かな母親。恥じ入りました。

その夜、ネット発表で、第5志望校の合格も確認しました。
次の日、疎開先(実家)から娘も無事に帰宅。
これで、息子の中学受験は終了。
4月から息子は、お気に入りの第3志望校に通うことになりました。

(やっぱり長かった…。4つに分割してもこの長さ。スミマセン。人( ̄ω ̄;) )

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コメント

asaponさん、こんにちは♪
4回シリーズ、お疲れさまでした!内容の濃さにびっくり!最終回は私もパソコンの前で涙が…。感動しました。ほんとによかったですねぇ!
受験は水もの、頑張っても結果がついてくる保証もないし、なんで落ちたのかわからないことすらある(←滑り止めに落ちた経験者の私(^_^;)。ご本人ももちろんですけど、それを見守ることしかできないご家族も大変ですよね。
校風ピッタリな学校に合格されてよかった\(^o^)/おじいちゃんも、「この学校が一番!」って思われたんじゃないかな。
合格発表の場で、落ちたかもしれないお友だちのことを思いやることができるなんて、おにいちゃん、大人になられましたね~。算数がほぼ満点だなんてすごい!中学受験の算数ってすごーく難しいですよね!さすがだなぁ。。。
そして、その状況であのお手紙を書かれたasaponさんも素敵なお母さんだなぁ、すごいなぁと思います。
お疲れさまでした!体調早く戻られますように!

投稿: yoshiko | 2011/02/06 12:01

>yoshikoさん
コメントありがとうございますconfidentheart04
無駄に長い文章を読んでいただいちゃってスミマセンbearingsweat01down④を“最終回”と呼んでくださるyoshikoさんの優しさに、いつも甘えっぱなしの私です(^。^;)
色々ありましたが、ひとつ確実に言えるのは「初戦は大事」ということです…(;^_^A娘の受験の時に生かそう…sweat02
でも、この中学受験で親子共に成長できたと思います。いつも温かく見守っていてくださったyoshikoさん、感謝してますshine
息子は、野球部に入るのを心待ちにしてますbaseball楽しい中高6年間になるといいなぁ(^w^)

投稿: asapon | 2011/02/07 08:49

やはり、道しるべ。

読み応え有りましたー。そして勉強になった。まだまだ先の話と、眺めているだけだったけど、甘く考えたら、それこそ「やけど」ですね。心します。

私が愛の天動説でのほほんと盛り上がってる頃、こんな合戦が展開されていたとは!?

会社のデスクには、鳥居 りんこさん(偏差値30からの・・の人)の新聞の切り抜き(←会社の先輩がくれた)が貼ってあてさ。ほんと、お受験、どうするかなーと。あと1,2年は傍観できるけど・・。小学生の後半ほとんど塾通い・・なんだか、、それって何かが違う気もして。。もう、このままいっそ公立・・・。いやしかし・・・。
今度、がっつり、話を聞かせてもらいたいわ。

それにしても、ほんと、よかった。ほんと「サクラサク」だね!
お疲れ様☆

投稿: paphoon | 2011/02/07 22:38

>paphoonさん
読んでくれてありがとwinkgoodnotesまあ、うちほど七転八倒した事例は、周囲を見るとそう多くはないので、極端な例として参考にしてください(--;)
確かに、中学受験は、12歳の子どもが経験するには、厳しく重い側面があるけれど、このタイミングでしか学べないこともたくさんあったよ。
何かを選ぶために努力し続けること、何かに選ばれるために発揮すること…どちらも本当に難しいよ。転んでも転んでも起き上がり続けた息子を、親バカだけど誇りに思うよ。
うちも娘の受験については少しゆっくり考えてくつもり~snaildashdashまた色々話そうね。(愛の天動説には癒された…(笑)改めてありがとうconfidentheart04shine)

投稿: asapon | 2011/02/08 07:50

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