「クローディアの秘密」(E.Lカニグズバーグ・岩波少年文庫)
前に、河合隼雄さんが著書の中でこの本のことを紹介してらしたのを読んたことがあります。
それ以来、「いつか読んでみたいなぁ」と思っていた児童文学です。
「クローディアの秘密」(E.L.カニグズバーグ・岩波少年文庫)
↑娘と一緒に読みました(^^)
娘はなんと言っても、「自分と同じ年頃の女の子が、家出する。しかも家出先(?)が美術館。」という、ハラハラドキドキな展開に興奮したようです。
私は、3人の弟がいる長女のクローディアが、家庭内で不満を募らせる様子に共感しつつ(←私も第一子なんで(゚ー゚;)、「違う自分になって帰りたい」と切望するクローディアの気持ちに懐かしさを覚えました。
別に冒険が欲しいんじゃない。成長した自分を手に入れたいという気持ち。
あったねぇ、そんな頃・・・(*v.v)。
今さら私が言うまでもないですが、10代前半の女の子にピッタリな1冊だと思います。
ちなみに、昔よく、NHKの「みんなのうた」で見た、「メトロポリタン美術館」って、この物語をモチーフに作られた曲だったんだそうですね。知らなかったw(゚o゚)w
この本を読んで以来、ついつい口ずさんじゃうヾ(´ε`*)ゝ
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